2019/02/06
Android Studioを使ったAndroidアプリの開発環境を構築する方法を解説しています。
※この記事はAndroidアプリを作ろう [Android Studio対応版]から抜粋したものでしたが、Android Studioのアップデートに伴い情報が古くなってしまいました。書籍の方は2016年7月時点の最新版であるAndroid Studio2.1に対応しております。
Android Studioをインストールするには以下の環境が必要です。
OSバージョン | Microsoft Windows 8/7/Vista/2003 (32 or 64-bit) |
---|---|
メモリ | 最低 2 GB, 推奨 4 GB |
ハードディスク空き容量 | 1.4GB |
画面解像度 | 1280 x 800 |
Java Development Kit (JDK) | 7 |
OSバージョン | Mac OS X 10.8.5以上 10.9 (Mavericks)以下 |
---|---|
メモリ | 最低 2 GB, 推奨 4 GB |
ハードディスク空き容量 | 1.4GB |
画面解像度 | 1280 x 800 |
Java Development Kit (JDK) | 6 or 7 |
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Androidアプリ開発環境構築の流れ
Androidアプリを開発するには、Android Studioだけでは出来ません。AndroidアプリはJavaでプログラミングしますので、JDK(Java Development Kit)が必要です。JDKをインストールしていない状態ではAndroid Studioをインストールすることは出来ないので、まだの方は先にJDKをインストールしましょう。
それから環境変数(JAVA_HOME)の設定をします。
あとはAndroid Studioをインストールすれば完了です。Android Studioのインストールが完了すれば自動的にAndroid SDKのセットアップもしてくれます。
JDKをインストールする
JDKは執筆時点で8が最新バージョンですが、Android StudioはJDK7が推奨されています。
JDKはOracleのサイトhttp://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.htmlから無料でダウンロード出来ますのでアクセスして下さい。
Java SE – Downloads | Oracle Technology Network | Oracle
画面中央のDLボタンからでは最新版のJDKをダウンロードしてしまいます。JDK7のDLボタンは少し下にあるのでスクロールして下さい。
Java SE 7u79/80(バージョンは執筆時点)と書いてあるところのJDKという欄のDLボタンからJDK7をダウンロードすることが出来ます。DOWNLOADをクリックして下さい。
Accept License Agreementにチェックを入れてからパソコンのOSに適ったものを選んでクリックするとダウンロードが始まります。
※x86というのは32bitを、x64というのは64bitを表しています。
ダウンロードが完了したら、インストーラーを実行して適当なディレクトリにインストールしましょう。インストールしたディレクトリはJAVA_HOMEの設定で使うのでどこにインストールしたか忘れないように下さい。
環境変数JAVA_HOMEの設定
Android Studioをインストールする前に、JAVA_HOMEという環境変数にJDKがインストールされているディレクトリのパスを設定しておく必要があります。
※eclipseではJAVA_HOMEの設定は不要だったので、もしeclipseからAndroid Studioに切り替える場合は、JAVA_HOMEの設定を忘れないように注意して下さい。
以下の要領でJAVA_HOMEの設定をして下さい。
まずJDKをインストールしたディレクトリのパスをコピーしておきます。
jdk1.7.0_79を開いた状態で、そのパスをコピーして下さい。
次にコントロールパネルからシステムを開きます。
システムの詳細設定をクリックします。
システムのプロパティというウィンドウが開くので、下の方にある環境変数をクリックします。
システム環境変数の中にJAVA_HOMEという変数が既にある場合はそれを選択した状態で編集をクリックして下さい。
JAVA_HOMEという変数が無い場合は新たに作るので、新規をクリックします。
既にJAVA_HOMEという変数があった場合は、その変数値に既に書いてあるパスの最後尾に半角セミコロン(;)を追記してから先ほどコピーしておいたjdk1.7.0_79のパスをペーストして下さい。新規に入力する場合は、変数名にJAVA_HOMEと書き入れて、変数値にjdk1.7.0_79のパスをペーストします。
OKをクリックすれば、JAVA_HOMEの設定は完了です。
Android StudioとAndroid SDKをインストールする
では、Android StudioとAndroid SDKをインストールしましょう。
Android SDKというのはAndroidアプリの開発キットで、Androidアプリ開発には必須のツールです。eclipseやIntelliJ IDEAでは、Android SDKを別でインストールする必要がありましたが、Android Studioの場合は、Android SDKも一緒にセットアップすることが出来ます。
Android Studioのダウンロード及びインストール作業には数十分単位の時間がかかりますので、そのつもりで取りかかって下さい。
Android Developersからダウンロード出来ますのでアクセスして下さい。
Download Android Studio and SDK Tools | Android Developers
ページを開けば、Windows用はすぐにDLボタンが分かると思います。Macの方はページを一番下までスクロールして、All Android Studio Packagesというところから選んでダウンロードして下さい。
ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたandroid-studio-bundle-135.1641136.exe(数字の部分はバージョンによって違います)を実行します。
Nextをクリックします。
Select components to installという欄のAndroid SDKとAndroid VirtualDeviceにチェックが入っている状態で、Nextをクリックします。
I Agreeをクリックします。
Android Studio及び、Android SDKをインストールするディレクトリを選択します。特に理由がなければそのままで結構ですので適当なディレクトリを選択して、Nextをクリックします。
スタートメニューに関する設定ができますが、こちらも特に理由がなければそのままで結構です。Installをクリックします。インストールには数十分単位の時間がかかると思います。
インストールが完了したら、Nextをクリックします。
これでインストールは完了です。続けてAndroid SDKのセットアップに進むには、Start Android Studioにチェックを入れた状態で、Finishをクリックします。
するとそのまま、Android SDKのダウンロードが勝手に始まります。
少々時間がかかりますのでしばらく待ちましょう。
完了したら、Finishをクリックします。これでAndroid Studio及び、Android SDKのインストールは完了です。
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